<その1.騙されて連れて来られたSMサークルで>
大学二年生の充は充実した毎日を過ごしていた。
友達と遊びに遊んで、てきとうに講義に出て、親からの仕送りも十分すぎるほどあった
彼は不満のない日々を送っていた。
親も大きな会社や駐車場を経営していて、将来も保障されていて
人生の全てが上手くいくような人物だった。
─────ある日の夕暮れ、充は自宅への道で綺麗なスーツ姿の女性に声をかけられた。
「すみません……アンケートお願いしても宜しいでしょうか?」
時間に余裕のあった充は承諾し、女性に言われるままに喫茶店に向かった。
たわいもない内容に一通り答え終わると
「ありがとうございます。ずいぶんお時間を使わせてしまいましたね…。
そうだ、宜しければ自宅近くまで私の車で送っていきましょうか?」
と女性が言ったので、行き先を伝え車に乗せてもらう事にした。
充が乗り込んで少し経つと、路上で手を振る女性数人が目に留まった。
「あ……、仕事仲間がそこにいるんでちょっと止めさせて頂きます」
と車を止めると、その女性数人が車に乗り込んだ。
「きゃーーー何この人、かっこよくない?」
「うふふ……今日ひさしぶりに、ピッタシそうな人を見つける事ができたの」
「そうかな?この人も違うんじゃない?」
「まあ、フランソワ様に聞けば分るわ」
女性達は充の両脇に座る。
(・・・なに?車ん中で両脇にこんな美女に座られるのはいいけど・・
もしかして詐欺にかかった?)
充は違和感を感じ何の事か聞いたが、女性達は
「まぁまぁ。別にお金を取ろうとか何か買わせようとかじゃないからじっとしてて。
もうすぐ着くから」
とだけ言って充の両足に脚をからめたり腕を組んだりして
暗に動きを制止していた。
自宅近くではなく知らない場所に着くと、女性達はそのまま
大きな家の敷地へ車を走らせ、車庫の中で止めた。
───ウイイイイン
厳重そうなシャッターが閉められ、女性達は充を引っ張って降ろした。
「あの、何なんですか?ナントカ詐欺でしたら警察に電話しますよ?」
と充は言うと、女性達は
「あら…貴方をパーティにご招待してあげるだけですわ?そんなに興奮なさらないで」
と言うと家の中へ連れてった。
家の中は豪華で、いくつものテーブルにワイングラスが並んでいた。
それと共に、ドレス姿やスーツ、私服など様々な格好の女性達が居た。
30人以上いるだろうか。
女性達はお喋りを楽しんでいたが、充が入ると一斉に目を向けた。
「フランソワ様…この人はどうでしょうか?」
充を連れてきた女性が言うと、ひときわ豪華な姿の衣装を着けた
20代後半と思われる女性が近寄ってきた。
「・・・・・・そうね、いいかもしれないわね。
皆さん、調べるために振る舞ってさしあげて」
と、他の女性達が微笑みながら近寄ってきた。
女性達は静かに、充を案内する形で引っ張ってくと
大きなカーテンの前で止まった。
「ウフフ…ここが貴方の席でございますわ」
と、カーテンを開けると、そこには壁の前に
大きななベットが備えられていた。
(ん?なんだこりゃ?何か黒い輪のようなものがついてるけど・・・?)
「さあ、最初にマッサージをどうぞ。そこに横になって下さいませ」
半ば数人に強制的に寝かせられる形で、言われるままに横になると
「あ……うつぶせではなく仰向けにお願いしますね」
と言われ仰向けになった。
すると何人もの女性が充の腕、脚、首、頭などをマッサージしてきた。
(・・・・気持ちいいな。なんかよく分らないけどこのまましてもらうか)
と充はされるままにしていると、なにか手足に違和感を感じた。
「フランソワ様、準備が出来ました。検査をお願いします」
充の目には、何人もの美女と、近寄ってくるフランソワと呼ばれた女性が映った。
「充さん、ね。いい顔をしてるわね………座るのがもったいないくらい。
ちょっと触らせてもらうわね」
いきなりわき腹をなぞられると、くすぐったさに充は体を動かそうとした。
・・・・・動かない。
よく見ると手足には頑丈そうな拘束具がついていた。
「お、おい!この拘束具は何なんだ?外してくれよ」
充は抗議するが女性達はクスクスと笑うだけだ。
「どうですか?この人で間違いない?」
「そうねぇ……見た感じいいと思うけど。
皆さんもお調べになって。」
と、10人以上もの女性が充に近づいてきて首、脇、腹、ふともも、足の裏と
全身をなでてきた。
「うわっ!くすぐったい・・・やめてくれ」
女性達はそのまま、徐々に指の動きを早くし、充の全身をくすぐった。
「うひゃひゃひゃ・・・くすぐったい・・・・やめてーーーーーーー」
充は笑いながら必死に抗議するも、女性達は聞いてくれない。
手足におもいっきり力を入れても、厳重に止められてて外れない。
「皆様、触った感じはどうですの?」
「私はこの人でいいと思います」
「あたしもー」
「私はもっと激しく調べた方がいいと思います」
などと女性達の会話が飛び交う。
と、フランソワと呼ばれた女性が
「皆さん落ち着いてください。今から私が、お顔に聞いて見ますわ」
と言うと充の顔の方に近寄ってきた。
「うふ・・・少し顔をお借りしますわ」
と、足のほうを正面にしてゆっくりと腰を沈めてきた。
「え?おい、、、、、ちょっとなにをするん、、ばぁふっ!?」
目の前に美しい女性の後姿と、なめらかな長い髪、そして
ピンク色に光るドレスに包まれたヒップが迫って来たと思うと
充の視界は真っ暗になった。
(・・・・・お、重い。顔に座られてるのか?なんなんだよこれ!!!)
まだ異性とキスすらしたことのない充にとって、顔面騎乗は衝撃的だった。
普段から女性とエッチすることを妄想したり
AVを観たりはしていたが、大学でもあまり女性と話さず
やや純情な所がある充には、年上の女性に顔面騎乗されるのは
それだけで射精してしまいそうになる位に衝撃的だった。
「ふぉっほ・・・ふぁふぇふぇふふぁふぁい・・・」
充はどいてもらう様に頼むが、全体重で乗られ声にならない。
その上、鼻と口にピッタシと股間が密着し、満足に息もすえない。
「あらあら……ずいぶん息を荒げてるわこの人…」
「あはは。なんか股間が膨らんできたよーーーーー」
「きゃっ…顔に座られただけで立っちゃったの?いやらしーーー」
周りでは女性達の馬鹿にするような話が聞こえる。
それと共に、くすぐりも更に激しくなる。充は拘束されつつも激しく暴れた。
(やめて・・・やめてくれーーーーー息が吸えない!!!くすぐったい!!
動けなくした男の顔に座るなんて、どうかしてるんじゃないか!?)
AVでも顔面騎乗を観た事がなかったので、充の心臓は爆発しそうになっている。
「オホホホホホ……顔に座られた感想はどう?
とても屈辱的でしょう?
貴方の視界、息、口と私が支配していますのよ」
充は純情な所があり今までファーストキスをとっておいた。
しかし、その相手が好きな娘の唇ではなく
年上のセレブ女性のヒップだと考えると、
充は少女がレイプされ処女を奪われたような屈辱感を感じた。
五分くらい経っただろうか。
「あの、フランソワ様。私にも顔を貸してくれないでしょうか?」
周囲で見ていた女性が言う。
「ええ。良いわよ。ほかの皆さんもどうぞ」
フランソワと呼ばれた女性がゆっくり腰を上げると
充はおもいっきり息を吸った。
「お前らなんなんだよ?早くこの拘束を解いてくれ!!俺はもう帰る!!!!」
「あはは。この人、顔を真っ赤にさせてるわよ。
勃起も凄いし。すごく興奮してるみたい」
「すごい息使い…今のうちに息をしておいてね。みんな座るんだから♪」
と、充の悲願を無視して女性達は嘲笑する。
「それでは二番目は真希さんどうぞ」
フランソワという女性の声で、真希と呼ばれた人が近寄ってきた。
スレンダーでとびきりの美人だ。
ピシッとしまったグレーのスーツ姿がよく似合う。
身長は170くらいだろうか。
「それじゃあ遠慮なく座らせてもらうわね」
普通に、椅子に腰掛ける感じで座ってきた。
「止めてくれ!いい加減にしてくうぇっ?」
フランソワと同じように、足の方を向く形で座ってきた。
ただ顎の方に重心を置いてるので、視界は塞がれず
その美しい後姿がよく見える。
(くそっ・・・こんな拘束さえされてなければ!)
目が見える分だけ「女性に顔に座られている」という実感が充に沸き
真希に対して屈辱感を感じた。
「あー良い椅子ね。この人でいいかも」
「いいなあ真希さん。五分位したら交代してよ」
「その間、激しくくすぐっていましょう」
さっきと同じように、10人くらいの女性に全身をくすぐられながら五分が経った。
真希が降りると、充は声を荒げて言った。
「お前らなんなんだ?どういう真似だ?なんでこんな事をする?」
「フランソワ様、教えてあげても宜しいのではないかと思いますが…」
「そうね、説明くらいはしてあげますわ。」
「私達は女性の為に犠牲になる殿方を選んでいますの。
ご存じないと思いますけど、選ばれた一人の殿方に
私達の全ての不幸をなすりつけて、幸福を奪う、私達の人生を豊かにする
SMサークルクイーンズの儀式ですの。
貴方を生け贄にできるかどうか調べている所ですのよ」
「生け贄?SM?冗談じゃない・・・早く帰せ!!拘束を解いてくれ」
「うふふ……興奮なさらないで。
今日中には終わりますわ。選別が、ですけど。」
「生け贄に適してなかったら解放してさしあげますから……。」
「まぁ、生け贄に選ばれたら人生終わりかもしれないけどね♪」
女性達はそう言うと、上品に口をおさえてオホホホホと笑いあった。
美しい衣装に身を包んだ女性とはいえ、充は恐ろしさを感じた。
「さ、続けましょう」
「ちょっと待って。面白い事かんがえたわ。
みんなで座れるだけこの人の上に座るの。
拘束を解いて、私達の体重で動けないくらいに。」
「あら、江利さん…面白そうなアイデアじゃない?
やってみましょう」
と、女性達はじりじりと近寄ってきて、充の上に座れるだけ座ってきた。
手足の拘束は外されたものの、両手足にも2人づつ乗られ、
腰、腹、胸と合計11人に乗られたので
いくら暴れても起き上がることは出来ない。
「くそ・・・頼む・・・・・どいてくれ」
充はあまりの重さに涙を浮かべ、暴れながら抵抗するが
女性達は嘲笑するだけだ。
「んふ………ブザマな姿ですこと。顔も塞いでしまいますわね」
と、派手なドレスを着た女性が笑いながら顔に座ってきた。
「それじゃ、私達はくすぐれる所をくすぐりますわ」
そのまま、さっきと同じように首やわきの下や足の裏をくすぐられ、
何分かすると乗っている位置や人を変えるローテーションで続けられた。
1時間以上経っただろうか。
「も・・・もう限界だ!!息ができない・・頼むもうやめてくれ・・・頼む!!!!!」
充は興奮と息苦しさで顔を真っ赤にして悲願するが、女性達は
「ダメ。まだ全員が顔に座れた訳じゃないのよ。」
「あはは。このまま窒息しちゃいなさい♪」
「もう1時間くらいたったかしら?あと何時間もつかなー」
などとあざ笑うだけだ。
(そんな・・・・も、もう駄目・・・・・・・・・)
充はそのまま、窒息への恐怖とくすぐりのくるしみや
顔面騎乗の興奮で、尿をもらしてしまった。
「きゃーーーーーーーーこの人おしっこしちゃってるよォ。きったなーーーい」
「あらあら…どうしようもないですわね」
「ホント……下品ね。徹底的にいたぶってあげないと」
「うふふ…こんな人には私達の尿でも飲ませないといけませんわね」
散々な言われようだ。
そのまま少しして、充は抵抗する体力が尽き
腹や胸や顔の上に座られたまま、女性達の笑い声の中で失神した。
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