ひどく気分が悪い。胃のあたりが焼けるように熱く今にもモドしそうだ。何を飲まされたのか記憶を辿るがそれさえも億劫に思える。
何かを喋ろうにも口に球体の玉をあてがわれ呼吸すらままならない。
寒い。空調が肌にあたるのを感じ、裸にされている、ということがなんとか理解できる。
うっすらと見える天井がグルグルと回り、思考さえもおぼつかない。しかし、何かが近づいてくる。それだけは分かった。
唯一自由に動く首も凝り固まったようにひどく痛んだ。なんとか横に向けなければ。誰なのか確認しなければ。
委員長、というものは審査員と違い、普段、コンテスト参加者を目にする機会はあまりない。
しかし、50を過ぎた彼の目にも、ゆっくりとベッド近づいてくる彼女は光り輝いて見えた。
この大都会、ニューヨームの頂点に立つだけの美貌を充分に兼ね備えた肉体。歳は24と聞いていたがそれよりもずいぶん若く
見える。スラリとした身長は自分よりあり、軽くウェーブのかかった金髪は肩の所で内巻きに変わりセレブレティな印象を見る者に
与える。それはエレガントかつ、しつこさを感じさせないファッションからも発せられているのだろう。
こんな地獄のような気分の悪さでも彼女は天使のように見えた。
ネイティブアメリカンを地でいく青い瞳と白い肌。かつてあっただろうそばかすも消え失せ鑞細工のような光沢を放っている。
サンフランジスコ娘特有の喋り方はノーズカロライナの田舎町など微塵も感じさせず洗練された標準語を完璧に使いこなしていた。
身動き出来ない四岐。黒いビニール製のマスクで覆われた顔も、目元だけなんとか視界がひらけていた。
「ンむぐぅ!、、、、、、、、、、、、、、、、、、、んんっぐ!!」
近づくごとにローズの甘い香水の匂いがしてくる。彼女は自分を覗き込むように目線を合わせた。
「気分はどう?、、、、、、、、、、、、、」
これが娘であったらなんと幸せな人生を送れたことだろう。語尾に一言、パパ、と付け加えて。
穏やかな日曜の朝、昨夜遅くなったパーティーで二日酔いの俺に娘からの一言。気分はどう?パパ。
午後からは家族でミサに行き、夕方には予約しておいたチキンのおいしい店で談笑しながら娘の夢を聞いてやる。
付き合っているボーイフレンドのこと、買い換えたばかりの新車のこと、そしてこれからの自分の生き方。
俺は自分の人生経験を重ね合わせユーモアたっぷり、しかしどこか威厳を含めたように人生論を語る。
やがて娘は涙まじり、尊敬と敬愛を込めた視線で俺を見つめてくるに違いない、、、、、、、、、、、、、、、、、
だが、目の前に立っている若い女の視線からは侮蔑と憎悪の情念しか感じとることはできなかった。
小顔にクッキリとしたパーツが寄せ集まり、気の強さと優しさを同居させた、今、最もアメリカ人にうける顔。それが彼女だった。
「あなたがこれからする判断は別として、私とセックスした、という事実は変わらないようにしてあげる」
吐息を感じさせるほど近づいた表情は、ミスを受賞したときの微笑を見事に再現していた。
どこか情を感じさせない笑みは、口角を緩やかに上げ、テレビ慣れした感を漂わせている。
彼女は今なんと言ったんだ?あなたがこれからする判断?つまり彼女に対する受賞を復活させ、全てを白紙に戻せということなのか。
反面、その言葉を聞いた直後、恐怖心よりも自分の娘ほどの女性に陵辱されることへの期待感が膨れ上がった。
50を過ぎた自分のような初老が、このような美女とまぐわることなどこの先きっとないだろう。
だが、立場を考えれば、これほど危険なことはなかった。彼女との密会が世間に知れ渡った時点で審査委員長としての
名誉は失落するに等しい。
「なにイケないこと考えてるのかしら?、、、、、、、、、身動きできない体でこんな大きくさせて、、、、、、」
わずかに動く首を傾け、視線の先を辿ると、彼女は美しい金髪を片手でかきあげ自分の膨張したものを舌先で舐めはじめている。
ゴールド色のハイヒールからしなやかな脚が伸び、ベッドの高さに合わせるようにひざまずく。
「ンンンっ!!!、、、、、、、、、、、、、っっ!!、、、、、、むゥゥゥっ!!!!!!!」
不意に訪れた快感に両脚をばたつかせたが、金属製の鎖状のものが足首から自由を奪っている。
よもや自分にこれほどの性欲が残っていたとは信じられないほど末端の肉がみるみる誇張していった。
「あらあら、、お歳を召してもご盛んなこと、、、、ンフフ、、、、少しペロペロしただけなのに、、、、、」
様子を窺うように横目を走らせる目線を追うごとに自分が責められていることへの色情が勝ってくるのが分かった。
言葉で抗おうにも、ゴルフボールのような猿ぐつわが邪魔をして低い呻き声にしかならない。
快感に震える自分を楽しく操るように、彼女の舌が亀頭に絡みついていく。
「っまっっっっぺ!!、、、、、、、、、ンンっ!、、、、、、まっ、、、てくプっ、、、、、ンンァ!!」
喋ろうとすればするほど、舌が球体に邪魔され唾液だけが溢れてくる。
「なぁに?、、委員長、、、、このままオクチにくわえてほしいのかしらァ?、、、、、こうやってぇ」
自分の体ごと彼女の体温に包まれたかのような衝撃が全身を駆け巡った。小さなエクボを作り上下運動を繰り返される。
そのたびに卑猥な淫音が彼女の唇から漏れ出るのが聞こえてきた。凄まじい吸引。凄まじい舌使い。
「ンフッ、、、そんな気持ちいいお顔しちゃってぇ、、、、、、、、、、、、、、よだれで口元デロデロよ、、、、、、、」
内側から魂を吸い出されるような快感が襲ったあと、すぐに我慢の限界がきた。
「ンンンンンンンっっ!!、、、、、、、、、、、、、、、、、、ンンンンっ!!、、、、、、、、、、、、、、、、、くッっ!!」
初めこそ驚いた表情の彼女だったが、余韻を残すよう薄く目を閉じ、老人の全てを味わうように口内で尿道を舌先でこそげとると、
精液を嚥下していく。
白く細い首が精液を飲んでいく。その動きのたび、唇がきつく締まり身動き出来ない四岐が突っ張った。
「んく、、、、、んく、、、ふぅ、こんなのでイっちゃうなんて、、、、、、、、それに、、、、大丈夫?、、、、そんなゼイゼイして、、、、、、」
短距離を全速力で走ったような自分でも分かる荒い息使い。これだけ歳をとったということか。
「、、、、ふぅ、、なかなか新鮮ね、、、最近ごぶさたなのかしら?、、、、、あ、今の見てたわよね、、ボク」
突然、もう一人、第三者が居ることをほのめかす発言にビックリしたが、自分の視界は限られており、この部屋全てを見渡せる訳では
ない。そう思った矢先、半開きになったカーテンが開かれ自分と瓜ふたつ、ベッドに拘束された少年が視界に飛び込んできた。
やはり口にはゴルフボール形の猿ぐつわをされ、四岐を四方に拘束されているのが見てとれた。
「ンフフ、、、、どう?ビックリしたでしょ?、、、、、あなたみたいなおじさんじゃ私、満足しないの、、、彼は証人よ、証人、、、、ンフフ、、
いい?、、これからあなたにたっぷり私のセックス見せてあげるわ、、、、この童貞くんを使ってね、、、、、」
彼女はそう言いながら、大型のウォークインクローゼットに入ったと思うと二分もせずに出てきた。が、その姿に卒倒しそうになる。
髪型、衣装、化粧を変え、全く別の女性にも思えた。
自分の年齢ではなんと呼ぶのか定かでないが一言で言うなら黒光りのする女王様コスチューム。
胸元の淵だけ花柄をあしらってはいたが膝上まであるロングブーツは角のようにとがり、それに合わせるよう鋭角に切れ上がった
パンティーはガーターベルトで結ばれている。
手に持った鞭は一目見て使い込まれた革製と分かる。そして、奇怪だったのは秘部だけパックリ開けられるよう小さなジッパーが
付いていたことだった。
似合う、という以前の問題で、彼女のために作られた感のするそれは金髪のストレート、そして白く輝く肌に見事にマッチし、ダーク
な薫りを部屋中に拡散させていた。
「これが私の本性よ、、、、、、これを着るとね、、、、、、、、男が欲しくてしょうがなくなるの、、、、、、内側がね、、熱く熱くなるのよ、、
ニューヨームのミスにこんな趣味あったなんて、、、、、、、ビックリしたかしら?、、、、ンフフ、、、、だけどぉっ!!」 ビチッ!!
彼女は一度床に鞭を打ち付け、息を弾ませていく。高陽した顔付きはコンテストですら見たことのないエロチックさを醸し出していた。
「これが本当の私なのよ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、さぁ、、お仕置きの時間よ、ボウヤ」
ここからでは良く見えないが彼女が数メートル離れたベッドに身を預けたのが分かった、、、、、、、、、、、、、