東京痴女物語(秋葉原編) (2)

                                      作:テンちゃん  
   

駅から西に数百メートルも歩くと、徐々に人の気配はまばらになり、オフィスや
昔ながらの雑居ビルなどが立ち並ぶ区域に入る。
スーツを着た人が目立ち始め、このまま行けば神田、上野を横切る形となる。
 
大通りを絶え間なく流れる車を横目に路地に入ると、安くさいホテルの1階に
無国籍料理、と書かれた看板があった。
 
このビルの3階、デスクトップのパソコンが完備された一室に武男が【監禁】されて
から30分が経つ。
後ろ手でロープに縛られ、足首にも太い縄が巻き付き、うなり声をあげる口には
ガムテープがされている。
二畳分はゆうにあるキングサイズのベッドは、彼がもがくたび生き物のように
しなやかにタワんだ。
 
「逆レイプってさぁ、、、こうゆーことっショ、、、、どれどれ、、どんなソフトかなぁ」
 
意味ありげな北海道なまりの子がソフトを挿入し、イスに座った。
5人の女がパソコンを取り囲むと、興味津々といった様子で低く唸りをあげた画面
を覗き込む。
 
「うわぁ、、ナニ、、、すぅごいのね、、、、、、ヘェ、、、選択できるんだ、、」
「ね、、、ね、、『僕は激しく抵抗した』、、ってクリックしよーよ、、」
「キャ、、、動画ジャン、、、エッチだよネェ、、、、、ゲームなのにぃ、、」
 
「あ、、、そーだ、、、この子使ってゲーム通りしない?、、進行どうり、、、」
「アハハハ、、、それ面白そう!、、、、、やろぅやろぅ、、、キャハハハ!」
「いいんでナイか〜い、、いいんでナイか〜い、、、ぷハハハ」
「エ?、、、ってことは、この子に選択させた方リアルだよ、、、ね」
「そうだよねぇ、、、、一応主人公ってことだし、、、、、」
 
一斉の悪戯っぽい瞳がベッドの自分に注がれ体が、寒く、かじかんだようになる。
秋葉原にもどこにもない究極の【リアルゲーム】を今、自分は見つけたことになる。
このゲームのことは何も知らないし、ちょっとでも【選択】を間違えば命取りになりかね
ない。
いや、それどころか【逆レイプ】のゲームだ。どんなに最良のルートで行こうとも確実に
3、4回は主人公が犯される場面があるのを経験から知っている。
それを伝えようと口を動かしてみたが、ガムテープの苦い味がするだけで言葉に
ならなかった。
 
「なんも文句ないよねぇ、、、だってさぁ、、こーゆーことされたいから、こーゆー
ゲーム買うんだもん、、、、ネ?そぅだよねぇ?」
 
ゲームを通して客観的に興奮するのと違い、いざ、その身を犠牲にするのとでは
根本的に異なり、歯止めの利かない恐怖の度合いの方が圧倒的に上まわった。
アニメでもドラマでもなく実際に生身の女の子に取り囲まれる威圧感。
 
ハハハ、、、こういう状況でなら自分は堅く勃起するだろう、とタカをくくってた武男は
【普段よりも萎縮】した自分のモノをチラッと見た。
 
「そいじゃぁ、、、あたし達も脱いじゃおっかぁ、、、、こんだけの人数だと男の
前でも恥ずかしくないよね、、、、、」
「あれ、、、でもこのゲームだと始め電車の中でOLから主人公の高校生が
手コキでズボンなかでイカせるって、、、、、、ねぇ、、ねぇ、、もう一回ズボン
掃かして、、、リアルにやんないとさぁ、、やっぱ」
「なに?、、それじゃOLの格好しないといけないジャン、、、、ある?」
 
その女の問いに他の子は首を振る。だが、ココは言わずと知れた秋葉原。
その手のコスチュームを【専門】に扱ってるところはゴマンとあった。
 
「ちょっとさぁ、、サイフ借りるよ、、、ヘェ、、武男君て言うんだぁ、、、、うわぁ、、
けっこう持ってるじゃない、、、、じゃ、、あたし達ひとっ走り行ってくんね、、、、
ダメだよ、、、ツマミ食いしちゃぁ、、、、」
「メンドくさいからさ、、、、適当に買ってくれば?、、、セーラー服でしょ、、ナース、
あとナニ?、、、、ホラ、あのエッチな黒いガーターとかぁ、、、」
「4万ちょっとで足りるカナ?人数分、、、、あ、カードあるジャン!、、、よかったぁ」
「限度額ギリギリやっちゃえば?、、、、ンハハハ」
 
激しく体を揺り動かし、叫びにならない声をあげる武男だったが、彼を無視する
ように2人の女が脱兎のごとく部屋を出て行った、、、、、、、、、、、
  
 
OLの姿に扮した2人。ゲーム上でも【痴女】は2人となっており、ジャンケンで
決まった彼女達がベッドに飛びつき武男を座らせると挟むように陣取る。
手足を拘束されていることを除けば、今、パソコン画面内にあるシチューション
と変わりはなかった。
 
しかし、武男のモノは恐怖で縮んだまま大きくなる気配がない。
 
「じゃ、、こっち、ゲーム進めるよー!、、、さぁて、、どうなるのかなぁ」
  
 
【2人は僕を妖しい瞳で捕らえると、後ろからベルトをはずし、すでに大きくなった
肉棒を細い手で包みこんだ。抵抗しようにもさっき言われた「大声を出す」という
ことが僕の頭の隅にあり、乗客の目もあってかどうすることも出来なかった。】
  
 
「つーかさぁ、、コッチは大きくなってないんだけどぉ!、、、いいや、、取りあえず
ベルトはずして、、、、なんだっけ?」
「違うよぉ、、、さきに【妖しい瞳】で見なきゃイケないんだょ」
「ナニ?その妖しい瞳って、、、、こんなカンジかなぁ、、、、」
 
化粧の濃い、いかにも夜の女といった顔立ちをした彼女が目を細くさせ、自分を
見つめてきたが、特に妖しさは感じられなかった。
だが、ゆっくりとズボンの上を撫でられると、突然ムックリと股間の中心に血流が
いくのを覚え、うろたえる武男。
 
「そぅそぅ、、、そんなカンジでヨガって、、、ンフフフフ、、、カワィィ」
 
鼻につく彼女の嘲笑が妙に色っぽく感じ、さらに勃起していくのが分かる。
自分の荒い鼻息がそれと共に加速し、パソコン上の主人公と融合していく不思議な
感覚があった。
 
「ホラ、、あっというまにコンナなっちゃってぇ、、やっば男の子だもんねぇ、、
そしたら、、、なんだっけ?、、、もぅジカに触っちゃってイイんだっけ?」
「ちょっと待って、、、、そう、イイんだよ、、握ってあげて、、、、」
 
ズボンの隙間から白い手がスゥ〜と入ると自分のものが優しく握られのを感じた。
自分でいじるのと違い、無秩序な女の子の手は想像のつかない動きをし、その
反応を楽しむ彼女を見てるだけで、のぼせたようになってくる。
女の子に犯される、射精させられる、という無力感と羞恥心が渦になって
頭に霞がかかってくる。
 
「次いこっ、、、、つぎ、、、、クリックと、、、」
  
 
【もう一人のOLが僕のシャツに手を差しこむと、そのヒンヤリとした指先で熱く
なった僕の胸を撫でた。「ンッァ」たまらず僕は声を出したが気づいた乗客はいない。
「チクビ、、すごいカタくなってる、、、そんなイイの?ここ、、、」
乳首をつまむようにされながら、下の方ではズボンの中で手淫が続いている。
「ホラホラ、、そんなカンじちゃうとバレちゃうわよぉ、、、フフフフ」
僕は吊革につかまったまま、電車が止まるのをひたすら待った。一人の胸が僕の
背中に当たってくると、指先の甲で亀頭をもて遊ぶように、、、、】
  
 
「ち、、ちょっと待って!覚えられやしないワ、、」
「もう一人っていうのは私でイイんだよねぇ?、、、エ〜!なんかエッチィ、、、
でもゲームの命令だもんねぇ、、、、キャはは」
 
下手をすると自分と同年代くらい。やや童顔のその子はやっと自分の番が来ました、
という風にはだけたシャツの間から手を差し入れてくる。その顔は男を責める恥ずか
しさも手伝い、ほんのりと赤みがさしていた。
 
「ホラァ、、アレ見てみぃ、、、武男くんのことだよ、、、」
 
数メートル先のパソコンを見ると、男子学生を挟むよう紺色のOL2人がアニメタッチ
で描かれ、締まったウエストと大きめの胸がここからでもボンヤリ見えた。
それを見てると、あたかも犯されていく自分を見てるようでズボンの中のモノは
堅く、完全に反っていく。
音量も最大にしてるのか、主人公の辛そうなヨガリ声と共にOL達の責める声が
部屋中に響いた。
 
「すっごィ、、ホントに乳首カタクなってるぅ、、、そんなイイんだココォ?」
 
全く同じセリフだったが生身の女の子に耳元で言われると、その吐息も混じり
勝手に体がビクンと反応した。
それに【気】を良くしたのか、耳に息を吹きつけたりナメたりして反応を楽しんでいた。
 
「ホゥラァ、、、そんなヒクヒクしちゃってぇ、、みんなにバレちゃうわよ、、、ンフフフ
辛そうなカオ、、、ほらぁ、、みんなにも見せてあげてぇ」
 
手淫に加え、パンパンになった亀頭とカリをこねるように彼女の手が動いている。
ズボンの中、視界に入らないぶん不自然に動く小山を見てると気が狂いそうになる。
 
「ンッッ、、、ン〜っ!、、、ン〜っ!、、、ンンンンッッ!!、、、んむぅぅ!!」
 
「ナニ?、、はやいよぉ、、もしか、、イッちゃった!?、、、うっそぉ」
「アン、、、手がグチョグチョだわ、、、ズボンの中で、、、、コンナのでイッたら
ダメでしょ!!、、、チョットはやくしただけなのにぃ、、、もぅ」
 
縛られた手首と足首が自分でもビックリするぐらい打ち震え、気持ちをしっかり
持ってないとそのまま気を失いそうだった。
 
「ア〜ァ、、、ほら、見て、、、私の手、、、ゥァン、、ペロペロゥ、、、」
「ァン、、、あたしにもナメさしてよぉ、、、、指についた濃いのぉ、、、チュッパ」
 
秋葉原のど真ん中で会った時とは違い、今の彼女達5人からは1人の男を巡り
【女性】の匂いが霧状になって漂っている。
 
「ァン、、そんなの見てたら濡れてきちゃうじゃナィ、、、、ンッァ、、つ、次ね、、」
「ホントよ、、、、早く次の画面にして、、、わたしの番だよ」
 
【ゲーム】と目の前で繰り広げられた【痴女行為】の相乗効果に他の3人も吐息が
荒くなり、ベッドの武男をモノ欲しそうに見つめた。
 
  
【電車ではさんざんな目に遭った。精液だらけのパンツをどこかで替えたいが
とにかく時間がない。僕は学校へと急いだ。】
 
 
「ふんふん、、、女子高に1人だけなんだって、、、この男の子、、」
「そんなトコわざわざ行かなくてもイイのにぃ、、そりゃぁイタズラされるよ」
「だって、、こーゆー設定にした方がぃぃんだよ、、、、、、きっと」
 
内容を追うように、マウスを軽やかにクリックしていく彼女。
  
 
【保健室に連れられた僕は手足に手錠をかけられた。カシャ!
僕のクラスには3人の保健係がいるけど、みんなキワドイ看護婦の制服を
着ている。ジリジリと3人がベッドに寝かされた僕に近づいて来た。
「もぅ、、いつ見ても大きいのね、、、それでこそ遊び甲斐があるのよ、、ンフ」
この学校の絶対的な権力を持つアリサが金髪をかきあげながら言ってくる。】
  
 
「じゃ、、このアリサも〜らい!、、あたし金髪に近いし、、、そうっしょ?」
「ズルイよぉ、、それぇ、、、なんかこの女いちばん権力ありそうだしぃ」 
 
 
【僕は必死で抵抗したけど3人の舌が生き物のように体中を這ってくる。
「ッァ、、ン、、ねぇ、、、あたしのココ、、、ナメて、、、そぅ、、そうソコよ、、、」
A・必死になってナメまわす         B・口を閉じ絶対にナメない】
   
「あ、、、選択だぁ、、、ね、、、ね、、、、武男君どっち?」
 
こういうゲームは確か「女の子の言うことを聞かない」とますます悪い状況に
なっていくと相場が決まっている。
ガムテープを取られた彼は「A」と答えようとしたが、なにか引っかかりを感じた。
あ、、、、Aにしたらこのうちの誰かのを「必死にナメまわさなければ」ならない!!
でも、、、Bにしたところでこれからの展開が暗いものになっていくのは確実なような
気がする。
 
童貞の武男はゲームでしか見たことのない女性の蜜壺を懸命に想像していた、、、、
 
                                       つづく
 

その1へ   その3へ

てんちゃんの目次