ナオのエッセイ  (1) 

                                            作:テンちゃん  

   (おすすめ)  女子高生風にお読みになれば、より一層ナオミに感情移入できます。
   【この作品はお仕置きポリスに登場する若かりし頃のナオのエッセイです】  翻訳 テン
   
 
やめてくれよナァ。ダルイつーの。こんなのネットで公表すんのあり得なくない?ま、いーか。うん、いいよ、全然へーきだよ。
みんなしてさぁ、、、あたしのことナオ、ナオって言うけどぉ〜、本当はナオミってゆーの知ってんのかなぁ。ユイもひょっとして知らないかもしんないしぃ。あ、ユイってね、一緒に働いてる人なんだけどね。もぅ女王様ってカンジィ?あたしには出来ないんだよねぇ、ああゆう口調とかってぇ。なんか生まれ持って備わってるみたいなトコってあるじゃん。
「ンフフ、、、なにそんな大きくしてんのかしら?」、、、とかって絶対言えないよねぇ。聞いてるだけで恥ずかしくなるもん。
え?、、いっつも男の子おそってるっかって?、、、襲うってさ、なんか人聞き悪いよね。だいいち。
喰っちゃってんの?とか聞いてよね。ううん、そんなことないんだけどね〜、特にあたしは別にイイんだけどねぇ。
そんなメチャクチャ気持ちいいわけじゃないしぃ〜、酔ってるときとかはね、ちょっとだけ、、ほんのチョットだけだよ、、、
かわいい子とか見ちゃうとムラムラしてきちゃうときあるけどさぁ。別に手足とか縛ってまでさぁ、、、、、彼氏とかと遊びでやることはあるけどぉ、、、イタズラしたくなっちゃう、ってゆーの?、、、あたしってSっ気あるのかなぁ、、
でもやっぱさ、今のオトコって女の子みたいにキレーなやついんだよね。メチャメチャかわいー感じってゆーの?
 
高校んときはさぁ、、、まぁ色々ヤッたけどぉ、、もう毎日ガンガンって感じでぇ。(思う存分遊べてる状態の意)あたしって日焼け体質なのかなぁ。よくさぁ、翔子のやつと日サロ(日焼けサロンの意)行ったよねぇ。ほんのチョコット焼くだけでキレイに焼けるんだぁ。いいなぁ、ナオいいなぁ、って翔子のやつ羨ましがってたなぁ。
渋谷のあたりにいるガングロ(顔面が思う以上に焼けてる意、二度の火傷程度)って、アレは焼きすぎなんだよね。あたしに言わせりゃさぁ。もっとパリッってさぁ、キレイじゃないと。なんであんな焼くかねー。アイツら。横浜じゃ笑われちゃうよ、アレ。
 
『結局さぁ、、どんないい大学出て、、どんな大きい会社入って、、どんな金持ちのオトコと結婚してもさぁ、飛行機とか乗って死ぬときは死ぬじゃん。地震とか事故とかで間違って死ぬカノーセーもあんじゃん。、、、、だからさァ、、あたし思うんだけどね〜、、、ナオミも好きなことした方いいよぉ』
 
そこまで凄いスピードで言ったらぁ、翔子のやつ飲みかけのあたしのミルクティー飲んでぇ。翔子の口から「可能性」とかって聞いたの初めてだったしぃ。なんか真剣なカンジで言うんだよね。
そこはねぇ、学校帰りいっつも寄るファーストフード屋でさぁ。ウチら意味なくタムロッてたなぁ。(集まってる総称・集合体)
火曜日バイトに来るお兄さんがまたカッコ良くってさぁ。翔子なんかほとんど彼目当てなんだもん。でもさぁ、そこのストロベリーシェイクがおいしくてさ、ケッコー高かったけどね。あ、マロンタルトも甘くておいしかったなぁ、、、、とにかくぅ、そんな場所で急に真剣に話すんだもん、、ビックリしたよね。じっさい。(ここでいう実際は彼女達にとってあまり意味を成さない)
 
でも、その翔子の言ってた言葉の意味っていうのかなぁ。今んなってなんとなく分かる気がすんだけどねぇ。あれからまだ3年しか経ってないんだけどぉ、なんとなく分かったって気がする時あるんだぁ。
 
そうそう、、、学校っていえばさぁ、ウチら高校の頃ぉ、逆ナン(逆ナンパの意、スカ男【オ】ともいう。スカウト。男。)って、はやったんだぁ。でもやっぱさぁ、そーゆー年代ん時ってどんどんエスカレーターしていくじゃんかァ、コードーがぁ。
 
街ん中でぇ、、、、ガッコが横浜ん近くにあったからかなぁ。西口のあたりでテキトーなの引っかけんのねぇ。そうそう、あの辺のストリートミュージシャンとか居るあたりでぇ。ウチらゴッフェルってバンド好きでさぁ。
一日中聞けてたもんねぇ。ボケ〜って座ったままぁ。ウチら、あの辺りじゃケッコー顔売れてたからさぁ〜。(有名人の俗語)
あ、、勘違いしないでほしーな。別に不良じゃなかったんだよ。たださ、学校にいてもつまんないじゃん。
まぁ、不良ってなにを指して不良ってゆーのか分かんなかったけどぉ。ウチらの場合フリだよフリ。不良のフリ。
だからヤバそうな薬とかもやんなかったしィ。とーぜんウリ(売春のことでさぁ)なんかも禁止だったわけ。
ウチらのあいだでそーゆーのあったらシカト(言うまでもなく無視の意味)するって約束あったもん。
ジョーホー早いからすぐ分かんのね。女の子ってさぁ、なに話してると思う?なに話しってっかつーとほとんど情報交換なのね。だからぁ、美雪みたいに影でやっててもチョットすればだいたい分かっちゃうんだよ。あの子あのあとどーなったんだろー?
とにかくぅ、あたし自身なんてーの?クスリとか援交とかぁ、そーゆーのってチゲぇんじゃねーの、って思ってたからさぁ。
(チゲぇーよ。チゲぇっぽくない?チゲぇーって!など、使い方は無数にある)
あたしらん時はやっぱルーズだったよね。今って紺ソックスじゃん。でもアッチの方があったかくっていーと思うんだけどなぁ。
冬とかは。20足ぐらい持ってたよね、スーパールーズとかってぇ。(普通のルーズソックスより約1.5倍ほど長い白いダルダルの靴下の意、ルーズソックスの親分みたいなやつ)やっぱさ、ジダイが変わったのかねェ。
 
でねぇ、その横浜の西口辺りで最初の頃はやっぱカッコイイ男ナンパしてたんだぁ、フツーに。でもね、そのうち、なんてゆーのかなぁ、気弱そうな男からカツアゲしたのがキッカケだったんだけどぉ。ウチらぜんぜん金なくってさぁ。ソイツには悪いと思ったけどぉ〜。あ、、、言っちゃダメだよ、、、、今の仕事クビんなるからねぇ。
 
翔子と南がぁ、ミナミってゆーのは名前なんだけど珍しいかな。本人も気にすることあったからなぁ。あたしはカワイイと思うんだけどね、なんかマンガっぽいじゃんさ。そーゆー名前って。その翔子と南がさぁ、
『あそびで男ホテル連れ込もうよ』ってことになってぇ。やっぱさぁ、そんなのウチらにしたら初めてだからさぁ、、、だって女の方から男連れ込むなんてそんななかったもん。そんな露骨に言えないじゃんさー。そうゆーのって。
『ね、、、ラブホ行こうよ』ってたま〜に彼氏誘うことはあったけどさ。男1人に女3人なんてフツーないわけじゃん?
でもね、その西口ってさぁ。ちょっと行くとねぇ、ラブホ街あってぇ。もうこれ見よがしってカンジでさぁ。(最近ではブティックホテルと言わないと笑われます)
 
ダメダメ、、、ナオ可愛いけどケーカイされるから、って言うんだよ〜。ちょっとムカついたけどぉ。そんな不良ぽい顔してんのかなぁアタシって。けっきょくぅ、カワイイつーの?安心感もてるっていうの?、、南が1人で声かけることなってぇ。
ププッ、、ハハッ、、ごめんごめん、、思い出しちゃってさぁ、あん時のこと。
なんかぁ、もう今日転校してきました、って感じのぉ、パリッと制服着たやつに南が近づいて声かけたの。そしたらソイツが見かけと違って遊び人みたいなやつでさぁ。まぁまぁ、ルックスはかわいかったよね。猫みたいで。可愛いだけに油断しちゃってさぁ。
《南がホテル連れ込む作戦》するまでもなくどんどんラブホ街に消えちゃってさぁ。あん時は慌てたね。
ウチら2人して追いかけた追いかけた。人生であんな走ったことなかったね。ケータイも繋がんなかったしぃ。
ねーねー!どこのホテル入ってった!?とかって翔子のやつも慌ててんだもん。息切らしてさー。
 
そいでねぇ、、キャははは!、、また笑っちゃった、、、でねぇ、部屋のドア開けた時、もうヤろうとしてんだもん、ソイツがぁ。
ミナミのこと押し倒してさぁ。めっちゃギリ(なんとか間に合ったという状態の総称)だったよねぇマジで。ソイツはキョドってんだもん。(挙動不審な目つきの造語)
ウチら見たままぁ。あたしより先に翔子が言ったね、バシッてさぁ。
 
「テメェ、、手ぇはやすぎんだよっ!、、猿かよ!!、、ケータイで男呼ぶぞ!!、、その辺いっからスグ来るよ!」
 
なんかスゲェかっこ良かったよ、正義の味方みたいでさぁ。あん時の翔子。じっさいウチら男友達たっくさんいたからぁ。
ま、なかにはねぇ、酔っぱらうと裸んなって路駐してある車の上で飛び跳ねたりぃ、大晦日の時なんて地下鉄の入り口に登ったりさぁ。なんでそんなことする訳?ってーのが居たよね。意味ないじゃん。女の子にしてみたらぁ。
まぁさぁ、ウチらもヤダー!とかアブネーよォ!とかハヤシたてんのもいけなかったんだけどね。なにかってーとすぐケンカしたがる、そーゆー変なのいっぱいいたけどぉ。やっぱ男って子供だよね、そーして見ると。子供といっしょ。
いっつもナニしてんだよ、ヤメロよなぁ、って止めに入ってたよね。ユイが嫌いな族ってゆーの?(暴走族の略語)
ブンブン、ブンブンうるさいよーな、あんな乗り物、なにがオモロイのかなぁ、って思ったけどねぇ。マジでガキ臭いつーの?
 
でね、、でね、、ソイツいきなり正座なんかしちゃって。、、キャはは、、あん時の顔ったらさぁ。なんか埼玉の方から遊びに来てドーノコーノって聞いてもないのに勝手に喋ってんだよ、ソイツ。
 
『あ、、、竜也?、、、今さぁドコいる?、、西口?スグそこじゃ〜ん!、、なに?またみんなで居るんだぁ、、ってゆーかぁ、今さぁ変な男から声かけられてぇ、、、そうそう、、え?なに?、、コロしてやる?、、、どこいんのかって?、、えっとねぇ、、、』
 
出ました翔子の《かけてるフリ》って思ったね。こーゆーのウマイんだよね、翔子。あはは、コイツ泣きそうなってんじゃん!
 
『どうする?、、、すぐ来るって言ってるけど?、、、、アイツらいっつもヒマしてっからさぁ、、、』
 
ソイツなにしたと思う?、、ププッ、、翔子の足元でさ、神様におがむように手を合わせちゃってんだもん。プはははっ!
青い顔して声出さないよーにしてさぁ。《筒持たせ》って一番効果あるんだなぁ、て思ったよね。
 
『うんうん、、、あとでカケ直す、、、、うん、ナオもいるよ、、、、そいじゃ、、アトで、、どーせその辺いんでしょ?』
 
マジで呼んでも良かったけどさぁ、ウチらの言うことなんでも聞いてくれるからぁ〜、アイツら。
しかも竜也ってあたしに気ぃあんのミエミエなんだもん。ボーズ頭なんだけどね。あと、カッちゃんからも口説かれたなぁ。
でも呼んだとこでコイツぼこられる(殴られる、又は蹴られるの意)だけだろーしぃ。別にウチらにしてみれば得しないじゃん。そんなことされてもさ〜。タッくんなんかマジで殺しちゃいそーだもん。こいつのこと。
それよかミナミのやつ、マジで怖かったんだろーね。涙ぐんでんの見てさぁ、この男泣かせてやろーかって思ったよね。
 
『テメーなにしたかわかってんだろーナ。携帯でおとこ呼ばれたくなかったら素直にウチらの言うこと聞いてよね』
 
あたしが言ったらハィ〜ハィ〜ハィ〜。ってもう芸人みたいに返事しちゃってさ、ソイツ。とりあえず部屋にあるオモチャの手錠で手首足首ベッドにつないじゃって。あの頃からかなぁ、手錠好きんなったのってさぁ。
オモチャって言ってもやっぱ鍵とかないと解けないみたいでぇ。大の男がホント、まじで逃げようとしても逃げれないんだもん。
そーゆーの見てるとさぁ、な〜んかムラムラしてきちゃうんだよね。あたしってオカシイのかなぁ。
だって、だってぇ。キスとか耳もととかナめられると嫌がってさぁ、もうあーゆーオトコ見てると可愛いくない?
カワイイっつーかもっとイジメたくなるっつーかさ。特にいまみたいにイケメン君だとさぁ。この子って悶えた顔カワイイだろーな、とかってソーゾーしただけで、家のお風呂とかでぇ、オナれるよね。(オナニー。自慰行為の意)
 
 
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