テニスをする前のウォームアップ。私はただ、それをしただけに過ぎない。発汗作用さえ伴わないあれしきの動きでのびてしまうとは。
男の口から溢れるよだれの泡はオホーツクで獲れるタラバ蟹のようでなんとも滑稽だった。
とはいえ、自分のパンティをくわえさせ悲鳴すらあげられず悶える男を見ながらのセックスは自分に心地いい安息感をもたらしている。
その証拠に今も自分の萌える肉体は上気し、スポーツとは違う淫らな火照りに灯されているではないか。
クレアが持ってきた粉末状の薬は自分を高陽させこそすれ、果てしない欲情が冷めていくことなどなかった。
下から苦悶の表情で見つめ返す男。目を泳がせ必死に許しを乞うてきた男の、あの時の顔を思い出しただけでゾクゾクした
快感が身を震わせていく。
射精と同時に流れ出た涙はどうゆう意味だったのか。このような白豚にもプライドがあり女の子から辱めを受けた時の屈辱の涙か。
あまりの快感に穴という穴が緩み流れ出た涙なのか。その両方だろうと彼女は思った。
果たしてこの肥満しきった男の目に、私はどう映っていたのだろう。
あまりにも激しく喘ぐ、この男の様子に欲情しすぎて不敵な笑みさえこぼしていたのかもしれない。
上から苦悶に歪む表情を見つめ、そのつど、膣に力を込め、ねじり上げるように締めつけていたのかもしれない。
束ねたポニーテールを振り乱し、セックスそのものを楽しむように快楽を貪っていたのかもしれない。
それはテニスという競技にどこか似ていた。相手が打ってきたボールをより、相手が打ちにくい球種で返す。
自分の打つピンポイントに相手は振り回され、最後には地べたを這いつくばりながら負ける、という意識が序々に芽生えていく。
でも容赦はしない。たとえフルセットのマッチポイントであっても自分は全力を尽くす。
執拗に相手の苦手なウィークポイントを攻め続け、勝利を得る。そういった意味では究極のサディストなのかもしれない。
美白のお椀形の乳房に薄ピンクに染まった乳首がツンと起ち、責める喜びと日頃のうっぷんを晴らす感情がない混ぜになっていたような気がする。それは故郷に対する尊敬と愛国心、そして、どこか納得のいかない憤慨とが交錯した結果だった。
日本。この国をいつの日か母国ロシアにひれ伏せさせてあげる。
私は異常なのだろうか。いや違う。この国全体が異常なのだ。私は間違ってなどいない。
実際、いまだ四岐を小刻みに痙攣させている下の男を見てても一切の罪悪感など感じないではないか。
あるのは征服感だけ。この男に罰を与えることによって、この腐りきった民主国家全体に正義の鉄槌を下した錯覚さえ感じえる。
自慢できるのはアニメとゲームだけ。そのようなお気楽国家に我が大国が劣るはずがない。
一人の男を失神に至るまでの快感で犯したはずなのに、いまだ感度を増すクリトリスがジンジンと疼いているのが分かる。
いずれにしろ、備え付けられたビデオカメラが私の所行全てを記録しているはずだ。
意識がないせいか、膣肉を壊さんばかりに勃起していた棒がみるみる内で萎えていくのが分かる。
それはやがて自分の膣圧に耐えかねるよう、ナマコのように体外に解放された。
「ゲームセットね、、、、、、、、、、、、、、、、ホント、だらしないわ」
果たして私はいつ頃からこのような性癖を持ってしまったのだろう。愛玩動物であるハムスターに手をかけた時からか。
いや、スポーツ界で富みと名声を集めていた頃からかもしれない。
ぼやけた過去が薬の効果により、酩酊にも似た想起を募らせていく。
彼女はフランス人形のような擬体を男の体からどかし、こうつぶやいた。
「もぅ、、、ギブアップなの?、、、、、、、、白豚くん、、、フィギュアと違って生の女って大変でしょ?、、、、、ンフフ」
母国の男ならもっと堪えられただろうが日本人はなんともあっけない。
さきほどまであった苦悶に歪んだ男の顔は、すでに連続射精し終えた幸福感に包まれ軽いイビキさえ聞こえてくる。
下から腰を突き上げてくれれば更なる快感を味わえたはずなのに、この豚は防戦一方だった。
男としてなど、とても見れたものではない。女を満足させることなくあっけなく果ててしまう様はこの国を象徴してるようだった。
情けない国ね。女をほったらかし気持ち良さそうな顔でもうオネンネしちゃうなんて。
薬により溶けたブルーの瞳が隣りの少年を捉える。今すぐにでも犯してしまいたい衝動が内面から込み上げてくる。
感度が増した乳首は嘘のように突出し、乳房全体、いや、肉体全てが性感帯に変貌したかのようだった。
意識せずとも肉の間から蜜がしたたり落ち、自分の内側にある器官全てが愛液に変わっていく錯覚すら感じる。
私はこのまま溶けてしまうのかしら、、、、、、、、、
数度あがった体温が正常な意識を奪い去り、男の持つ猛々しいシンボルだけが脳裏にちらついていく。
その血管の浮きでた肉棒が体内の奥深くまで入り込み、あらゆるスポットを突き回していく夢想。快楽にあえぐ自分。
できるなら複数の男に犯されてしまいたい衝動さえ込み上げてくるが、今まで自分を満足させた男などいなかったではないか。
初めこそ勇ましく思える男性特有の荒々しい動きも、最後には時間と共に必ず弱々しくなっていく。
射精し終えたあとなど、さも、ひと仕事成し遂げたように煙草をくわえるが女は決して満足などしていない。
これから、という時に勝手に絶頂に達し軽いキスだけして身を離す。女一人も満足させられない脆弱な生き物。男性。
クレアとパリに買い物に行った時、3人の男からレイプされた時など、ものの数十分で形勢は逆転していた。
そして満足できない自分達が男の上にまたがった光景が思い出される。情けない話しね、、、坊や、、、どう思う?
今までの過程を見てきた少年は怯えに怯えた表情で半ば呆けた自分を見つめてくる。なんてかわいいのかしら。
舌が乾いた上唇を舐め、次なる獲物を的確に定めた。
手足を縛ったタオルをなんとかしようともがいている様子が可愛いらしい。
どうあがいても君は私の餌食になるの。大丈夫よ。少なくともこの豚のようにはしないわ。もっとちゃんと愛してあげるから。
その時、部屋の扉が開けられた。
「ンー、、、いいお風呂だったわ、、、、、、、、、、、あれ?なに?、、、、やっぱり我慢できなかったんだぁ、、、、ウフフ、、、
まぁ、だいたい予想してたけどねぇ、、え?でも、もう一人壊しちゃったのぉ?、、、ホント激しいんだから」
そうだ。私は一人ではなかった。それはつまり、この少年を独占できないことを意味する。
少しばかりの嫉妬心が沸き残念な気がしたが、昔クレアと遠征した日々を思い出し我にかえった。
「待ってたわクレア、、ホント、、、だらしがないったら、、、、女一人を満足させられないなんて、、、、この国の将来が危ぶまれるわ」
「ンフ、、、ソフィーナ、、、日本という国はね、誰かがなんとかしてくれる、ってみんなが思うことで成り立ってるのよ」
クレアが言うことの意味を理解できなかったがそうゆう国もあるのだろう。まるで自主性のないロボットのような国民性。
勝手に滅びていくがいい。事実、自国民を拿捕、銃撃されてもなんら明確な主張も出来ず、うやむやにした甘ったるい国だ。
領土という国家にとっての最重要課題、北方問題さえ我が国に恐れを成し、棚上げし続ける馬鹿げた国。
その曖昧さが政治にも現れ国民もそれに気づいているはずなのに誰も何もしようとしない。あるのはこれだけ。
誰かがなんとかしてくれるだろう。
アメリカという後ろ盾さえなければただの陳腐な島国に過ぎない。この島々が我が国に帰する時もそう遠くはないだろう。
「あ、、もしかしてビデオで撮ったぁ?、、、あとで見るの楽しみィ、、、、、、好きねぇ、、ソフィーナったら、、、ンフフ」
この国よりも明確な格差社会がある母国を思い出す。富裕層、、、、、、、、、、、、その中でもとりわけ片寄った性癖の持ち主達。
このビデオがあとあと、数万ドルに変わるのを彼女は知っていた。女、それも自分のような知名度のある女性が男を犯す映像。
社会主義国家が事実上崩壊したとはいえ、そこに住む人間そのものまで急にそうなるはずもない。
金のある富裕層達がウオッカを片手に、正義のヒーローが民主国家の豚男を犯す映像は高く売れて当然だ。
「私は全然満足してないんだけどね、、、、、あ、そうそう、、あの薬、、この子にも飲ませてあげたら?」
いかにも軟弱そうな少年は、私達が玩具として扱うにはひどく脆いものに見えてきた。
この疼いた肉体を満足させられなくても、せめてあの薬を飲ませれば長続きするかもしれない。
「うーん、、、こんな小さな体にだいじょーぶかなァ、、、、、ま、どうなるかやってみよっか」
バスタオルに身を包んだクレアの肉体は自分を鏡に映したようで、近づかなくても甘い湯の香りが漂ってくる。
低俗なアジア民族が見たらほとんど瓜ふたつに見えることだろう。
白く滑らかな肌からは、残り湯が果実に付着する水滴のように所々弾いているのが見えた。
クレアは熱く火照った体をベッドにくねらせ少年の顔を覗きこんだ。
「ほら、、坊や、、、、私とキスしたいでしょ?、、、ン?、、、まだキスもしたことないのかしらァ、、、、、かわいいわね、、、
あらァ、、こんなにしてぇ、、、、、となりで見せつけられちゃったのね、、、、ンフフ、、、、もうギンギンねぇ」
彼女も私と同じくこの少年を一人の男としてなど見てはいない。まるで買ってもらった縫いぐるみに話しかける口調だった。
クレアは茶色の粉末を残ったワインに溶かし、嫌がる少年に口移しで飲ませた。
やがてその薬効は時間を経ずして下半身に現れた。驚くほど勃起した肉の棒は彫刻のように荒々しくこの少年に似つかわしくない。
反りかえった松茸のような肉棒。これが子宮口を突いてくる。そう想像しただけで甘美な液体が小股に糸を引いていく。
「あらあら、、、、やっぱりきつすぎたかしら?、、、、、、、でも、そのぶんイイ声で鳴いてくれそうね、、、じゃあ私も、、、、」
クレアはそう言うと赤ワインのグラスに粉末を入れ、溶かす間もなく一息に飲み込んだ、、、、、、、、、、、、、、、