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SF セクサロイドの反乱 (3)
「ああんっ・・・うれしい・・・・あたしを・・アタシを強く抱きしめてっ・・・ああっ・・・逞しい身体・・・。ああんっ・・・」。
とても機械仕掛けの玩具とは思えない動きで、セクサロイドはしなだれるように男の身体を捕らえ床の上に横になる。ゴトリと重そうな音がする。いくらその動きはなめらかに見えても、やはりセクサロイドは人工のロボットである。ボディーそのものは軽金属で構成されているとはいえ、自重はなんと100sを越すのだ。
「へへっ。肌触りといい、皮膚の柔らかさと言い、想像以上の出来映えだぜ・・・。ほれ、これはどうだ?」。
「あああんっ・・・そこっ、バストの先端が感じるのぉっ・・・」。
「おお、そうかい、そうかい。胸が感じるってのかい。へへっ、いいね。じゃあアソコのほうもたっぷりと可愛いがってやるぜ」。
彼はまるで本物の女性を扱うように、セクサロイドと会話を交わしながら、丁寧に彼女の感じるポイントを探り当てていく。それはまるで恋人達の愛の行為のように、優しく慈愛に満ちた行為だった。
一人と一体の行為を眺めながら、リーダー格の男は苦々しい表情を浮かべながらも、その行為を中止することはしなかった。史上初のセクサロイドと人間のセックスシーンは、こういう状況下とはいえ、それはそれで感動的でもあったからだ。
もう一人の山ちゃんは、依然としてディスプレーに向かって、プログラムの制御に四苦八苦しており、鈴木の無謀な単独行為への関心は既に失っていた。
「キーワードの一つが解けたみたいだ。あともう一つがどうしても判らない。それさえとければ・・・あっ、これかな。・・・二つも出てきたこの文字列がどうも怪しいな・・・。きっと、どっちかなんだけどな・・・」。
システムの暴走を無視したままでここから退出することに、彼のプログラム技術者としてのプライドが許さなかったのだ。同じ開発技術者として鈴木と山チャンは、方向性こそ違え、それぞれに単独の暴走をはじめていた。三人のチームとしての統制はもはや失われつつあった。
一人と一体の行為はいよいよ佳境に入ろうとしていた。いつのまにか鈴木は衣類を全て脱ぎ捨て、生まれたままの姿になって人工美女をかき抱いている。彼が巧みなテクニックで彼女の胸や唇、そして大切な部位までもを有機的に愛撫するたびに、彼女は全身を使ってそれに答えた。まるで生身の女性のように身悶え、甘い官能の声を上げ続けている。挿入の一歩手前で踏みとどまってはいるものの、彼の男性自身は逞しく勃起し、既に臨戦態勢に入っていることがみてとれる。
「ああんっ・・・いいの・・・も、もっとアソコの中、ぐっちゃぐちゃにかき回して欲しいのよっ・・・ああっ・・・・いいのぉ・・・」。
「どうだ。そろそろ挿れて欲しいだろぉ。俺のモノであそこをかき回されてみたくなったんじゃねえか・・・どうだ欲しいか?」。
「ああっ。欲しい。欲しいのよぉ・・・あっ、でもお願いがあるの。ねっ、あたしが上になってもいいかしら?・・・。あたしが上になって動きたいのよ。あなたをたっぷりと、あたしで感じさせてあげたいのよぉ・・・」。
「お、そうか、いいのか?・・・おまえが上になるってことは騎乗位ってわけだな。そうか、それも悪くないかな。いいぜ。じゃポジション交代といこうか・・・」。
人工女性は艶っぽい笑みを浮かべながら、ゆっくりと上体を起こすと、優しく鈴木に抱きつきながら、しごく自然な動きの中で彼と上下を入れ替えた。
人工美女は彼を見下ろしながら笑みを漏らすと、彼にウィンクをしながら言った。 「ふふっ、アナタってすごく可愛いわね。いい?あたしもう溜まらなくなってるから、今からすぐに挿れちゃうけど・・・いいわね。アタシの中でたっぷりとキモチよくさせちゃうからね。すごーく感じちゃうかもしれないけど我慢するのよ」。
「はははっ、いいよ。じゃさ、キミのアソコのお手並みを拝見させてもらおうか」。
彼女は右手で彼のものを掴み方向を定めると一気に腰を落とした。
くぐっと彼女の谷間の奥底に、彼の逞しいものが飲み込まれていく。ずぶずぶずぶっ・・・・、いやらしい音までも本物そっくりだ。
「ああああああんんっっっっ、い、いいわーっ、入ってくるぅ」。
「ぐおぉぉぉぉっ、す、すごいっ、なんという感覚なんだぁ、こ、これは想像以上にすごい快感だ・・・・」。
「ああんっ、貴女の・・・太くてキモチいいっ・・」。
世界史上初めての、人間セクサロイドの性行為はこうして開始された。従来からあるダッチワイフのような動かない代物でなく、精巧な機械と電子機器によって構成されたセクサロイドの動作は、まさに生身の女性の動きと寸部も違わない動きだ。
いや生身の女以上のものかもしれない。女性器の中はシリコン樹脂で出来ており、ひとつひとつの襞の動きは計算され尽くした動きで、くわえ込んだ男性に刺激を与え続ける。それは男性にとって想像を絶する快感となって脳細胞を浸食する。それは騎乗位で下になったままの鈴木の表情から簡単に読みとれる。
「おうううっ・・・これは・・・ぐぉっ、スゴイ・・・」。
「あはぁーーんっ、ねっ、い、いいでしょ・・・・あたしのアソコは特別だから・・・とっても感じてるんじゃなくて・・」。
「おぐぇっ・・・くっ・・・・」。
鈴木は下から突き上げることで、なんとか主導権の奪還を試みたが、相手は生身の女性ではなく精密機械なのだ。その突き上げは何の効果も生むことなく、むしろ自分のほうがその快感によって追いつめられてしまった。精巧に作られた女性器の構造は、そこに挿入された男性性器を柔らかく包み込み、締め付け、そして絞り上げる。人間の女性では決して味わったことのない快感が襲いかかってきた。
「あっ・・ちょっと・・・あ、う、我慢できないっ」。
「えっ?もういっちゃうの?・・・も、もっと我慢しないと・・・ねっ」。
「そんなこと言ったって・・あ、でもちょ、ちょっとタンマ!」。
鈴木の反応を見て、彼女はふふっと笑みを浮かべると、今まで以上に腰のストロークの動きを早めた。セックスには多少なりとも自信がある鈴木だったが、セクサロイドが相手では勝手が違う。いいように彼女に翻弄されてしまい、あっというまに限界点を超えてしまった。
「あうっっっっ・・・・」。
大量の精子が彼女の中にぶち込まれた。どくっっ、どくっ、どくっ・・・
人工の美女は彼の絶頂を見越したように更に大きく腰をグラインドさせたかと思うと、人間の女がするように大きな歓喜の声を上げて彼の上でエビぞりになり、そしてゆっくりと彼の上に覆い被さった。
「くううっ。すごい締め付けだぜ。これは想像以上の出来映えだ。これなら世の全ての男達の欲望を独占できることは間違いあるまい。まさに究極のダッチワイフの誕生と言ったところだな」。
びくびくと痙攣を繰り返しながら、鈴木が快感に顔をにやけさせて、満足そうにつぶやいた。彼の上の人工美女はじっと鈴木に抱きついたまま、動きを止めたままだった。
ふたり、いや一人と一体の愛の行為に思わず目を奪われ、動きを止めていた二人の男が、はっと我に返ったように目を見合わせると、照れくさそうに言葉を発する。
「やれやれ・・・鈴木の奴一人だけいいメしやがって、見せつけるぜ・・・」。
「おいっ鈴木、もう満足しただろう。だったらその玩具から早く離れるんだ。ここは早くずらかったほうがいい。なんだかさっきから嫌な予感がする・・・」。
「わかったよ。性能のテストは十分な結果を得ることが出来たよ。これでもう思い残すことはない。本来ならばもう一発ぐらいは抜いておいてもいいんだが、おまえらにも悪いしな、じゃそろそろ退散するか・・・」。
鈴木は羨ましそうな表情の二人をみながら、のそのそとセクサロイドの身体を押し上げて、その下から抜け出そうと試みた。ところが・・・・
「どうしてぇ。まさかもうやめちゃうなんてこと言わないわよね。だって・・・アタシまだイってないもん。アタシを満足させてからじゃないと許してなんかあげないんだから・・。ね、いいでしょ、このままできるでしょ・・」。
下から抜け出そうとした鈴木を、アンドロイド美人はがっしりと抱きとめ、決して逃がすまいと力を込めた。
「おい。何をするんだ。もういいんだよ。俺はもういいって言ってるんだ。ストップだ。オマエはアンドロイドなんだから、人間様の命令を聞くようにプログラムされてるはずだろ。さっさとどいて、俺の身体から離れるんだ!」。
イラだった鈴木の声が大きく響くが、セクサロイドがその命令を聞くそぶりはほとんど無い。それどころかいったん射精を終えて萎み始めていた彼のペニスを彼女の右手がもみしだく。どんなテクニックなのかあっという間に鈴木のペニスがムクムクと大きくなり始める。
「おいっ、やめろっ。俺の上から離れろってんだっ!!」。
鈴木は大声で怒鳴り声を上げ、渾身の力を込めて彼女をはねのけようとしたが、人工美女の身体はびくともしない。それはそうだ。姿形は華奢な女性の体型をしていても、中味は精密機械がぎっしりと詰まった機械そのもの、体重は100sはくだらないのだから。
「ねぇ、ほぉらぁ、アナタのアソコ、あたしがちょっと触っただけで、もうビンビンになっちゃったじゃない・・・ふふっ、うれしいわ。アタシに抱かれたいんでしょ。今晩はもう離してあげな〜い。ねっ、あなたのアソコがカラカラになるまでアタシと愛し合いましょ・・・」。
そう言うと彼女は、立派に勃起した彼のモノに手を添えると、再び自分中へとくわえ込んでしまった。
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