上方落語  ランプのハレム   (後)

 
   「わかった。よし。決めた。おい、魔神っ」。
 「なんでやす?」。
 「3つ目の願い事はこれや。つまり・・・俺のアソコに無限の力を与えてくれ。何回でもエッチが出来るほどの精力と体力や。どやできるか?」。
 「おやすいご用や。ほなけどおまえ、ホンマにええねんな。わいは知らんからな」。
 「なにがやねん」。
 「いや、なんでもない。そしたらいくで・・・みっつめ。叶えたもう・・・」。
ドロドロドローーーー

 「えっ?? なんや何も変わってへんみたいやで・・・」。
 「大丈夫や。おまえの望みはこれで全て成就した。おまえは無限の精力を手に入れたんや。もうどないな事があってもおまえのアソコは小さくなれへん。女達が求め続ける限り永遠に立ち続けることになるんや」。
 「ほんまか。そーか、永遠の精力なんやな・・ははっそぉか」。
 「ふふっ。この人ほんまに願いにしてもうたんやね」。
 「そうね。ふふっ。それじゃ・・・」。
 「そうね・・・」。 
 「ふふっ・・・」。

 「おいおい。ほらぁ、順番って言うてるやろうが・・。そないに押すなって・・おおっ、なんかまるで俺って襲われてるみたいやんか」。
 「そぉよぉ。襲ってるのよ私たち。だってあなた、永遠の精力を手に入れたんでしょ。何回しても小さくもならないし・・・だったらあたし達みんなで愛してあげるわね」。
 「えーいっ。押し倒してまえーっ。ついでに服も脱がしてしまえーっ」
「ははっ、たまらんなっこりゃあ、よーしそれじゃあ、みんな相手してやるからな。へへっ・・・」。
 「いっちばーん、あたしぃ。さっそくいただきっ」。
 「おおっなんや前戯ナシにいきなりエッチかいな・・ははっまあエエねんけどな。おおっ・・なかなかこの子、締まりがエエがなっ・・」。
 「ああんっ、太くてキモチええ・・・」。

 「あのー、お取り込み中のとこ、スンマセンねんやけど・・・」。
 「おおーっ、いいぞっ・・あれ、魔神のおっちゃん、あんたまだそこにおったんかいな」。
 「はい。そうでんねん。なんかあんさん見てたら、なんかかわいそーになってもうてな、少しだけ様子みてましたんや」。
 「何ゆうてんねん。こりゃあ天国やで。おまえホンマにええ魔神やがな。わいは満足してるでぇ」。
 「そーでっか、そう思いなはるか・・・。ほなわいは何もいいまへんけどな。ほんまにほどほどにしなはれや。知りまへんでほんまに・・」。
 「なんやねん。言いたいことあったらさっさと言えや・・おおっエエぞぉ。次の女もなかなかの別嬪やがな。おおっオッパイ押しつけてきよってからに・・・ぷぷっ。そんなことしたら息でけへんようになるやんか・・・」。
 「いえ、お楽しみみたいやから、もう何もいいまヘン。ほな、わてはぼちぼちランプの中に帰らしてもらいまっさ。よろしいか、ホンマに命あってのモノダネでっせ。無理していらんこと言うたらあきまへんでぇ」。
 「わかっとるって。女の扱いぐらいはチャーンと知ってるがな。みんなを平等に扱うたらええねんやろ・・」。
 「もおっ、オッちゃーんはよぉどっかに消えてくれヘンかなぁ。気ぃ散ってしゃあないわ・・」。
 「そやそや・・ここはウチらとこの、あわれなご主人さんとの結界やねんさかいな。もう誰も中に入れたらあかんねんで」。
 「あんたなぁ、いらんこと言いそうやから、早よ消えてや・・。うちらは長いことこの日が来るのんを待ってたんや。もー男に飢えて飢えて、我慢できへん限界まで来てしもてるねん」。
 「これ以上ここにおるんやったら、あんたもウチらのエサになってもらうでぇ・・そうなりたくないんやったらさっさと消えてや・・」。
 「そやそや、あんたの役目は終わったんや。ちゃんと約束通りここにイキのエエ男を一人連れて来てくれてんから・・・」

 「・・・・。ほな。消えまっさ。ほな大将、失礼しまっさ・・ほな身体大事にしなはれや・・」。
 「なっ、なっ、なんやねん今の会話・・なっ、なんかヘンに気になること言うてへんかったか・・あわれな主人とか、エサとか・・それいったい何んやねん・・・」。
 「ほな、さいならー」。
 どろどろどろーーーーーっ。

 「とあっ、こらーっまてやーっ、なんや気になること言うだけゆうて、ほんまに消えてまいよったで。なんやねんあいつ・・」。
 「ねぇぇんっ。ほぉらぁ、じゃま者もいなくなってんやから、本格的に楽しみましょうよ」。
 「ほぉらぁ、もっと手も使ってあそこさわってよぉ。もうアソコがうずいて我慢でけへんのよ」。
 「うんうん、わかったって、ほんまにキョーレツやなぁ。あれあれ、また奥から別の女達が出てきよったで、あれっ、こっち側からも、おいおいどないなってるねん」。
 「ふふっ、みんなウチらの仲間よ。みんなあんたのこと欲しくて出て来たんよ。ねっいっぱいエッチしましょ・・」。
 「うそやろ・・いったい何人おるねん。いくらなんでもこないに仰山の女、俺だけで相手でけへんで。むっ・・」。
 「ほらぁ、ウチのオッパイいっぱい舐めさせたげるから、いらんこと考えんときよし」。
 「何言うてんのん、あんたさっきの魔法で絶倫の身体にしてもろてんやろ。こんな百人や二百人程度、全然大丈夫やって。前にここに連れてこられた男かて、十年間ずーっと朝から晩まで連続してエッチし続けてたんやし。あんたかて、心配いらへんって」。

 「むおっ、ちょいまてや。なんやそれ・・・10年間連続って、そないな・・・。こらおまえら離れろ、ぼけ、何言うてるねん。ワイをなめてたらアカンで。女やからって容赦せえへんぞ。こら離せっていうてるやろっ」。
 「なんやのん。何あばれてんのよ」。
 「ああっ、あそこ離れてもうたやないの。せっかくエエとこやったのに・・」。 「みんな、しゃあないわ、こいつ押さえてっ」。
 「こらっ、離せ、もう何言うてるねん。ワイはもうエエ。もう4回ぐらいは出したし、もう満足した。帰らしてもらうわ・」。
 「あんた、アホやね。あんたはもうここから出ることでけへんのよ」。
 「えっ・・・」。
 「ここね。うちらエッチな魔物だけが住んでる世界やねん。あんたがおった人間界とは少し違うのんよ。出口なんかないんよ」。
 「な、なんやてぇーっ」。
 「ふふっ。あんたね。うちらのエサになったんよ」。
 「そう生きた人間の男は、うちらの最高のごはんなんよ。あの魔神にちょっとだけエエめをさしたったら、ほいほいと言うこと聞きよってん。エッチが好きそうなスケベでやらしい男っていったら、ちゃーんとアンタみたいなピッタリの男を選んで連れてきてくれたわ」。
 「うそやろーっ、ワイのことはめたんやなーっ」。
 「ふふっ、確かに結果的にはそうなるけどね。でも、こんな人生も悪くないと思うわよ。だってこんなにステキでカワイイ女の子達に囲まれて、大好きなエッチが朝から晩までずーっとできるんだから・・」。
 「さ、じゃそろそろいただきましようか」。
 「わーーーーーっ」。

 エラいことになってしもたもんで、たちまちその男は何百人もの女達に埋もれてしまい、姿さえも見えなくなりました。なにしろ女の子達の数が多すぎます。右をみても左を見ても、上も下も全部が裸の女の子だらけでございます。
 ときたまワーっとか、助けてーっとかの声が聞こえるのですが、女の子達の嬌声に埋もれてしまって、もうムチャクチャなことされていると言うことしか判りません。1日がたち2日がたち、そして1週間がたってもその状況には変化が見られません。

 約一ヶ月がたとうとした頃、ようやくげっそりとやつれ果てた男の姿が、女達の中から現れます。
 「おおっ、ほんまに久しぶりに吸う新鮮な空気や・・。もうオ○コはエエって・・・かんにんしてくれへんか。おまえらも十分に楽しんだやろ。もうアカンわ、わいもそろそろ限界やし・・」。
 「きゃははっ・・。まだあんたそんなこと言うてんのん?。ほんまにあきらめの悪い男やねぇ」。
 「ほら、もうチンチンも真っ赤には腫れがってるし・・・。ワイもハーレムにあこがれてたけどな・・もうほんまにエエわ・・」。
 「何言うてんの。あんたのアソコはそれでもまだピンピンしてるやん。魔法で絶対に小さくなれへんようにしてもらったんチャウのん?」。
 「ほんまや・・・全然アソコだけは元気やな。ははっ、情けないなぁ・・なんでやねん・・。それにしてもおまえらみんなの性欲って底なしやナァ。ごはんも食べんと、なんでそないに萌え続けるれるねん?・・」。

  「そんなこと分かり切ってるやないの・・・。あんたは魔法のランプでウチらを呼び出したんやろ。そやからあんたはランプと一緒やねんて」。
 「ランプと一緒やて?。そらどういうこっちゃねん。おまえらの底なしの性欲とランプと何の関係があるねん?」。
 「ふふっ。判れへんかなぁ。ランプってのは油さえ入れといたら一晩中燃え続けるモンやろ。せやから・・・。芯がしっかりと立ってる限りは、火はずーっと燃え続けます」。
 「ひいーっ。もーえーわ」。

 お後がよろしいようで。

 

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ランプのハレム(2)