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逆援助交際の男 (その6)
「はーい、おしまい。次、次っ・・・」。
「んもうっ・・・私もう少しだったのにぃ・・・。ねっ、先輩、あとでもう一回してもいいかなぁ」。
「ふふふっ、いいわよ。まだ時間はたっぷりあるんだし・・・」。
「やぁだあ・・、ユカリって欲張りだなぁ・・」。
「なによぉ、いいじゃない。みんなだって食べたいんでしょ」。
彼女たちの会話は話の内容は別にして、まるでふつうの女子大生の感覚だ。その一方で下半身の方はユカリから他の誰かへとバトンタッチが行われ、さっきと同じように手慣れた動作でコンドームが新しいものに代えられる。もはや俺の存在は全く無視されている。俺は自分が情けなかった。抵抗する権利も奪われて、一方的に女達から犯されている現実が、あまりにも惨めだった。
「じゃ、次。アイちゃん、いっきまーす!」。
「ねねっ、アイって淫乱だから、すっごく激しいわよぉ。前の時だってね・・」。
「そぉよねぇ。確か相手の男が涙流しながらよがってたっけね・・」。
「そうそう・・おっかしかったなぁ・・・」。
な、なんだよ、こいつら普段からこんなことを繰り返してるのかよ。もはや抵抗する気力も失せた俺は、運命をそのまま受け入れることにした。まさか殺されることはないだろうし、すこし辛いセックスになるだろうが、頑張ってこいつらが満足するまでつきあってやるしかなさそうだ。
むにゅう・・・。
再びくわえ込まれる俺のペニス。そしてお決まりのように再開される一方的なセックス。アイちゃんという娘のアソコは狭い上に強烈な締めつけ、そしてエネルギーの固まりのような腰の動き。またまた俺は悲鳴を上げざるを得なかった。
「あんっ、あんっんっ・・いいわぁ、固くってすごくいいわぁ・・・」。
「んおおおっ、おおうっ。あっ・・・・」。
しかしほとんど休みなしの連続にもかかわらず、俺のペニスは元気を失わない。それどころか、ますます固く大きく勃起を維持したままなのだ。これは本人にとっても意外だった。ペニス全体から伝わってくる感覚もいつもの何倍にも感じられる。
「ふふっ・・・・。こうして一方的に責められて、感じている男性の表情って、ホント、最高にセクシーよねぇ。こっちまで感じて我慢できなくなっちゃいそう」。
「でしょ。この楽しみ覚えちゃったら、ちょっとヤミツキになっちゃうわよね」。
「そぉねえ・・・でも、この子ホントに明日の朝まで持つかしらん」。
「大丈夫よ。仕掛けも万全なんだから。この子ね、エリちゃんの作ってくれたクスリ入りのジュースね、あれ素直に全部飲んでじゃったのよぉ」。
「ええーっ、あれ全部飲んじゃったの? ウソみたい・・・」。
「あたしがね、ジーッて見つめてあげたら、照れちゃってね。そして一気に・・・」。
「ねぇねえ、あれってどんなインポでもたちどころにって、広告に書いてあったやつだろ。ユリちゃんがおもしろ半分に通販で手に入れたっていう・・・」。
「そうそう。あれあれ・・・」。
「バッカだなぁキミって・・・。あんなものふつうの男の子が飲んじゃったりしたら朝までギンギンだと思うわよぉ・・・・あーあ、知ーらないっと・・・」。
「きゃはははーっ、バッカだねぇ」。
「でしょ、でしょ、私らに犯してほしいって、全部飲んじゃったのよ」。
「なるほどぉ、遠慮なく犯しまくってもいいわけなんだ」。
「いいよぉ、じゃんじゃんやっちゃってぇ」。
「じゃんじゃん、ガンガンに犯しちゃえーっ」。
「太陽が黄色くなるまでーっ」。
「黄色くなって赤くなってもぉーっ」。
「きゃははははーっ」。
「きゃははははっ」。
女達の笑い声を聞きながら、俺は意識が遠くなりかけていた。あのジュース・・・、そうかあれも仕組まれていたんだ。今更悔やんでみたところで、もう全てが後の祭りなんだ。本当にここから生きて出してもらえるんだろうか・・。また生きて出られたとしても俺の男としての機能は・・・。
どぴゅっ、どぴゅっ・・・。
「はーい、交代・・・次はあたしっ」。
アイちゃんの中に4度目の射精をしたあとも、宴は決して終わることもなく延々と続いた。女の子達は次々と交代しては絶えることなく跨ってくる。ひととおり全員が終わっても、またすぐに二巡目が始まる。そして三巡目・・・。全くキリがない。
いったい何度射精したかもわからない。気絶して意識がなくなっても、目を覚ますとやっぱり同じように犯されている。まるで悪夢だった。終わりのない女肉地獄・・・、
次の日の昼過ぎ、俺はフラフラの半病人のようになって、あのマクドナルドの店の前に投げ出されていたらしい。誰か親切な人が救急車を呼んでくれたらしい。幸いなことに男性の機能の方にも異常はなかった。病院では衰弱の原因についていろいろと聞かれたが、俺はあいまいに答えただけだった。
話したところでどうせ、誰も信じてもらえないだろう。あれが現実にあったことかどうかもわからない。ただ気絶して白昼夢を見ていただけかもしれない。しかしあの女達の息づかいや感触は今も生々しく記憶の奥底に残っている。
正直な話、俺はあれ以来、軽い女性恐怖症になってしまっていた。道で女性の集団とすれ違っただけでも体が震え出していた。だから当然、逆援クラブへの登録も抹消して、今や完全に逆援助交際からも足を洗った。
ただ変わらないことがひとつだけ。もうあんな経験は二度としたくはないと心で思いながらも、今日も気がつくと彼女と出会ったあの店の前に立ちつくしている。いったい俺は何を期待しているんだと思いながらも、足が自然に向いてしまうのだ。
とそのとき・・・
「トゥルルルルル・・・」。ケータイのベルが鳴る。画面には「非通知」の文字。
「もしもし・・・」。
「こんにちは。お久しぶりね。私・・・誰だかわかるかな?」。
「な、なつみさんじゃ?」。
「ふふっ・・よくわかったわね」。
「・・・・・・・」。
「今ひまかしら。今晩ね。これからパーティーすんだけど・・・」。
完
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